韓国向けの越境ECとして近年、人気を集めている「Coupang(クーパン)」。
そんなCoupangで出品はしてみたものの、
「なかなか商品が見られいない」
「ウォッチリストには入るけど、売上につながらない……」
このような悩みを持つ人は多いでしょう。
その原因についてはさまざまな理由が考えられますが、そのうちの大きな要因として商品ページそのものが魅力的に作られていないから、というものが挙げられます。
そこで、この記事ではCoupangで売上をアップさせるための、「売れる商品ページ」の作り方のコツを解説します。
売れる商品ページは「画像」が9割

Coupangに限らず越境ECの物販において、画像は商品を判断する特に重要な情報です。
言葉の壁がある海外販売では、画像のクオリティが売上に大きく影響します。
詳しく見てみましょう。
商品の魅力が伝わるメイン画像
メイン画像(検索結果に表示される最初の1枚)は、商品の第一印象を決める重要な役割です。
背景は白や無地などのシンプルなものを選び、商品そのものが見やすいようにしましょう。
明るい自然光の下で撮影すると、商品の色や質感がキレイに写るのでおすすめです。
詳細なサブ画像
2枚目以降の画像は、購入者の知りたい情報を優先して写しましょう。
多角的に撮影した画像、サイズ感がわかるように身近なものと比較した画像を載せるほか、傷や汚れがある場合も該当部分の画像を用意しましょう。
ネガティブな情報は載せないほうが売れそうな気がするのもわかりますが、届いてから問題が発覚してしまうとクレームに繋がります。
低評価に繋がりそうな傷や汚れを隠さず提示することにより、結果的に「信頼できるセラーだ」という評価に繋がります。
顧客に響く「タイトル」と「商品説明」を記載する
画像で興味を引いたら、次は文章で商品の魅力を伝えます。
翻訳ツールに頼りすぎない工夫
Coupangは韓国のサイトなだけに、商品説明を韓国語で記載するのが基本です。
昨今の翻訳ツールは非常に優秀ですし、高い精度で翻訳はしてくれますが完璧ではありません。
日本語の長い文章をそのまま翻訳すると、不自然な表現になる可能性もあります。
まずは「短い日本語の文章」を作成し、それを翻訳するだけでも伝わりやすさは改善します。
スペックよりも「ベネフィット」を伝える
商品の仕様(スペック)を羅列するだけでなく、その商品を使うことで「どんな良いことがあるか(ベネフィット)」を伝えることを意識しましょう。
たとえば、キャンプ用品なら「頑丈で長く使える」というのはもちろんのこと、「家族との楽しい思い出作りに役立ちます」といった、使用することにより得られるメリットを添えるだけで、商品の魅力はより伝わります。
見つけてもらうための「検索キーワード」設定
どんなに素晴らしい商品ページを作っても、見つけてもらえなければ意味がありません。
検索でヒットするよう「検索ワード」を盛り込みましょう。
韓国語のキーワードをリサーチする
日本のユーザーが使う検索キーワードと、韓国のユーザーが使うキーワードは必ずしも一致するとはいえません。
Coupang内で、出品したい商品と似た、よく売れている商品のタイトルや説明文に、どのような韓国語の単語が使われているかを調べてみましょう。
それらのキーワードを、自分の商品ページにも取り入れるのが、検索対策の第一歩です。
ブランド名や型番も正確に記載する
基本的なことですが、ブランド名やリファレンスナンバー(型番)は正確に記載しましょう。
商品を検索する際、型番を入力して探す人も実は多いものです。
指名買いをする顧客を逃さないためにも、正確な情報を取得するよう気を付けましょう。
Coupang攻略は、丁寧な商品ページ作りから
今回は、Coupangで売上をアップさせるための、商品ページの作り方のコツについて解説しました。
- 売上は画像のクオリティに大きく左右される
- 商品説明は、短い日本語を翻訳し、スペックやベネフィットを伝える工夫をしよう
- ライバル商品が使っている韓国語のキーワードをリサーチし、自分のページに取り入れよう
なにも考えず商品を出品しただけでは、商品は思うように売れません。
商品ページを充実させ、検索意図を読み、適切なキーワードを配置する。
そうすることにより、あなたの出品の注目度は高まります。
Coupangでなかなか商品が売れず悩んでいる、という人はこの記事を参考にしてみてくださいね。
「自分の商品に合ったキーワードがわからない」「もっと具体的なマーケティング手法を知りたい」という場合は、物販ステーション@じんこまのコンサルがおすすめです。
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